美白だけでは消えないシミ?

美白ケアだけでは消えないシミがあります。内臓疾患に起因するものとは別に、です。

以前は

老人性色素斑(老斑)と呼ばれていました。

普通のシミと何が違うのでしょう?

見た目の判別基準としては、普通シミやソバカスは顔の左右対称に出来るのに対し、これは左右非対称にできます。片側だけにスポット的にできること、最近は20代の若い女性でもできることから、

スポット斑と呼ばれます。

若い女性にも、昼夜逆転の生活や食事の栄養バランス、ホルモンバランスの乱れからスポット斑ができる方もいます。

肌内部でシミのできている原因箇所も違います。

通常、肌の基底部分で新たな細胞が作られ上に押し上げられていきます。役割を終えた核を持たない細胞は肌の代謝や洗顔等によって不要な角質として剥がれ落ちます。こうして常に肌は生まれ変わっており、メラニンを含んだ細胞もやがては不要な角質として剥がれ落ち、日焼けした肌も白さを取り戻します。

古いシミであっても、肌の基底部分にできたものであれば代謝を促進することにより必ず、不要なメラニンを含んだ角質として剥がれ落ちます。根気が必要な場合もありますが。

しかし、

肌のターンオーバーに乗らない深部(真皮層内)に、メラニンが落ちることがあります。

真皮層には、コラーゲンやエラスティンが張り巡らされており、肌の弾力を保っています。酸化や糖化により硬く変性したり、切れてしまったコラーゲン繊維にこのメラニンが絡みついた状態がスポット斑の正体です。

こうなると、ターンオーバーを促進しただけでは真皮層内にできたシミ(スポット斑)には作用しません。

同時に、コラーゲン繊維を入れ替えることが必要です。

これは数ヶ月単位でケアを継続しなくてはなりません。

シワ同様に、肌の深部で起きる変化はより深刻で、その改善にはより時間を要します。ですが、症状を見極め適切なケアをすることで、改善できるものでもあります。

エステサロンやデパートの化粧品売り場で、この見極めと適切なケアをアドバイスして貰えるかどうか、是非スキンケア選びの一つの判断材料としてください。